消費者庁「毛染めによる皮膚障害」記者会見
2023.02.13
こんにちは。 SEA RANCHの織田です。
2022年から新規でお見えになる方の「ジアミンアレルギー」の方の割合が大変多くなっています。
もう7年前になりますが、2015年の10月に消費者庁から国民に向けて「カラーの注意喚起」の記者会見が行われました。
当時、消費者庁に「カラーでアレルギー反応が出てしまった」という問い合わせが近年、ものすごく増加しているという背景があり、このような会見を行ったそうです。
現在もどんどん増加していると感じますので、以下の内容をUPさせていただきます。ご一読ください。
以下は消費者庁の長官が記者会見で話された内容の一部を抜粋したものです。
【板東消費者庁長官】記者会見要旨
(平成27年10月28日)
「毛染めというのは、こんなに広くみんながやっていて、それでいて、それに付随する危なさとか、問題をみんなが意識していないことを知って、私自身はとてもびっくりしました。そして、アレルギーが出てくるような物質というか、薬剤を使ってやっていて、それがもたらす危なさというのは、大きな割合で発生してきているにもかかわらず、実際にそれを使っている人たちは、そのことを意識せずに使っていることを知って、びっくりするだけではなくて、リスクというか、危なさをみんなできちんと自覚して、使わないといけない。
自分はそんなふうに進行しないだろうと希望的に考えてしまったり、大したことがないと思ってやっているうちに、だんだんと重篤なことに進んでいっていることがある。
消費者の皆様に特に知っていただきたいことといたしましては、
まず第1に、酸化染毛剤はヘアカラーリング剤の中でもアレルギーを引き起こしやすいということ。
また、第2に、毛染めによる異常がアレルギーの症状の場合、一度目の症状が軽かったとしても、治まったあとに再度使用すれば、次第に症状が重くなるということがあること。
第3に、これまで異常を感じたことがない人でも、継続的に毛染めを行ううちにアレルギーになることがあるということであります。
このため、酸化染毛剤を使用する際は、事前にセルフテストを行ったり、かゆみ、赤み、痛みなどの異常を感じた場合は使用を止めて、医療機関を受診していただくなど、適切に対応していただければと思っております。
SEA RANCHではノンジアミンカラーを扱っております。しかし、それでもアレルギー反応が出る方もおられますので、絶対大丈夫というものではありません。
パッチテスト¥1100も実施しておりますので、気になる方はご連絡ください。