薄毛・抜け毛・頭皮トラブル・アレルギーでお悩みの方も安心のアンチエイジングヘアカラー 名古屋美容室「シーランチ」 - 新着情報 - 経皮毒について

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経皮毒について

2023.02.13

こんにちは。 SEA RANCHの織田です。今回は「経皮毒」についてお話ししていきます。

重要な内容ですのでお伝えしていきます。


一昔前だと、カラー剤が身体の中に侵入するとか、妊婦さんが出産する際に羊水からシャンプーの匂いがするとか、
「ありえない、バカバカしい」と、全く気にもかけない方がほとんどだったと思いますが、
最近は「知っている。怖くなって調べた」とおっしゃる方がとても増えました。


世の中の流れとして、健康志向の意識と、
逆説的ですが不健康な自分を変えたい(アレルギー・ストレス・ダイエット・エイジング等)
という意識が、近年すごく高まっていることを感じます。

さらに、情報が収集しやすくなったことにより(取捨選択が難しいですが...)、
身体にやさしい食事や、体調を管理する運動、様々な美容習慣を日常的に取り入れやすくなりました。
そうなると普段使っているもの、食べているものの安全性が気になるのは当然の流れだと思います。


カラーの安全性に関しての極めつきは「消費者庁の毛染めによる皮膚障害の記者会見」です。
ご存知ない方は1つ前のブログをご覧ください。
この件は、国が経皮毒を認めていることになります。(経皮毒という単語は出てきません)
皮膚がカラー剤を吸収しているということ以外でアレルギー反応の説明はできません。
パッチテストも腕にカラー剤を少量塗ることで身体に吸収させてその反応を確認するために行うのです。


カラーの危険性が白日のもとにさらされましたが、
これはカラーに限ったことではありません。
シャンプーも、ボディーソープも、入浴剤も、歯磨き粉も、皮膚から吸収されるわけです。

マイナスばかりではなく、プラスの要素もあります。温泉は豊富なミネラルを吸収します。
炭酸ガスや水素水のお風呂も気体を吸収します。(呼吸で肺からも入りますが)
化粧水も吸収します。湿布も吸収します。

逆に、それらが吸収しないのであれば、人はなぜ温泉に入ったり、化粧水を肌に塗るのでしょうか? 
「身体にいいものは入ってくれるけど、悪いものは身体がバリヤーして入ってこない。」なんてことはありえないのです。

全身の皮膚は吸収と排出(汗をかきますよね?)を行っているのです。



では「経皮毒」について詳しくお話ししていきます。

人間が身体に物質を取り入れる経路は3つあります。
1 口から食べ物として取り入れる「経口吸収」
2 呼吸により吸い込む「経鼻吸収」
3 皮膚から吸収される「経皮吸収」
経皮毒は、3の経皮吸収を通じて、有害な化学物質を身体に取り入れてしまうことを言います。

有害物質とは、
石油由来に代表される合成化学物質。特に合成界面活性剤は皮膚のバリア機能を破って侵入します。
以下ような商品に含まれている可能性があります。
シャンプー、カラー剤、ボディーソープ、、化粧品、ハンドクリーム、入浴剤、生理用品、インスタント食品の容器、洗剤、漂白剤、防カビ剤、防菌剤、防腐剤、歯磨き粉、合成着色料、合成香料

経皮毒の問題点
1 排出(デトックス)されにくい。脂肪(脳は60%が脂肪)・子宮に溜まりやすい
2 継世代毒性である
3 あらゆる病気・障害・アレルギーの原因の1つと考えられる

1 口から吸収した化学物質は、肝臓や腎臓で分解され尿や汗として約90%が排出されます。しかし皮膚から吸収された化学物質は10日で約10%しか排出されません。経皮吸収したものはそのまま皮下脂肪に蓄積されたり、血液を通って脳や子宮に蓄積されると言われています。

2 母親と胎児の間には胎盤があり、この胎盤を通して胎児は母親と物質を交換できるようになっています。しかし、母親の体内に有害化学物質が蓄積されていると、胎児の方がより高濃度で化学物質を抱えて生まれてしまいます。また、その胎児が持つ卵子や精子にまで影響を及ぼすと考えられています。水俣病・サリドマイド事件・ベトナム戦争で使われたダイオキシンなどでは、実際に言語障害、奇形児が生まれています。

3 疑いのある病状
アトピー性皮膚炎やアレルギー性皮膚炎、花粉症・気管支喘息
多動症・自閉症・適応障害、
子宮ガン、乳がん、子宮筋腫、更年期障害の弊害、

対策
1 化学物質の使われていないものを使用する(オーガニック)
2 デトックスを心がける

まとめ
ここで言われる有害化学物質とは、本来地球上に存在しないものであり、人間の身体にも必要のないものです。全てを排除して生活することは現実的ではありませんが、自分のためにも、地球のためにも、未来のためにもできることを少しだけやってみることが大事なのかもしれません。
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