自己紹介 2【メーカー社員時代編】
2022.08.30
そしてミルボンインストラクターの仕事はというと、
美容室で扱う薬剤はカラー、パーマ、シャンプー、トリートメント、スタイリング剤、たくさんありますが、新しい商品を使うときは特徴や使い方を含めた説明が必要です。それを美容室が営業が終わった後にお店に訪れてレクチャーするということをおこなっていました。
それ以外にも、カラー剤の狙った色味を出せるようにコントロールできるようになる5回コース講習や、似合わせパーソナルカラー3回コース講習や、ヘッドスパ技術講習など、あらゆる内容を、ミルボンの栄のスタジオにて美容師さん向けにおこなっていました。
毎日のように夜はサロン講習、月曜日はミルボンのスタジオで講習をしていましたので、のべ100サロン、受講した美容師さんは1000人はかるく越えると思います。新人の時に教育に関わったスタッフさんが、今は店長さんというケースも珍しくありません。
その後自分が美容師に転身することになるとは、当時はみじんも思いませんでした。
ここでちょっと自慢話になりますが、
入社3年目ぐらいの頃でしょうか。当時まだまだカラーリスト(カラーのみに特化した美容師さんのことで、カットはしません。)が認知されていない頃に、東京の超有名美容室さんと共同で新カラー剤を開発し、さらに、ホイルワーク(ブリーチなどをアルミホイルで包んで部分的に入れる技術)を、名古屋でも推進していくことになりました。
その時、その東京の美容室のNo1カラーリストさんからありがたいことに、ミルボンインストラクター全員、そのホイルワーク技術を伝授してもらえることになりました。40分で60枚のホイルを頭にビッシリ入れていくナチュラルウィービング技術です。半年間、本当に必死に練習しました。
そのカラーリストさんが審査する、本気オーディションが行われました。時間内に60枚入れることは当然として、その仕上がりの綺麗さ、立ち姿勢、所作、あらゆることが審査されます。当時インストラクターは全国で67人だったと記憶しています。星3段階で評価されます。
運命の結果がカラーリストさんから発表されます。
「星1つ、 ○○さん、○○さん、○○さん」という具合で、確か10 名ほどでした。
「星2つ、 ○○さん、○○さん、○○さん」こちらは、確か5 名ほど。
こんなタイミングで続きます、、、